今からちょうど二年前、今は亡き父と訪れたイギリス。
旅先での数々のエピソードや思い出を、なかなかゆっくりと書き綴って来ませんでしたが…今年はぼちぼち書いていこうかなと思っています。
この写真は「チェスター」にて。
チェスターはイギリス北西部にあるチェシャー州の州都 。チェスターには沢山の歴史的遺産が残っていて、中でも一番有名なのは、国内で最も良い状態で現存する「城壁」です。現存する城壁は、西暦79年頃、日本では弥生時代の頃に誕生した防御壁だとか。
私たち日本人が弥生時代の生活様式の頃、既に立派な城壁を作り、それが今も尚、街のシンボルとして残っている!これって本当に凄い!
世界中どの国にも、その国ならではの建造物、自然、歴史や文化があり…それらが今の時代にも脈々と大切に語り継がれ残存していること自体、奇跡そのものですよね。
現代を生きている私たちは、後世にきちんと残していけるよう、今を生きなければ…と思うのですが…。世の中では、自分の考えや主張が全て正しく、全てを支配しようとするから妙な争い事が起き、何の罪もない人々が犠牲になり、これまで培ってきた大切な町も破壊されていく。
自分の考えが全てではない。
自分の物差しだけで、物事を決めつけてはいけない。
自分と異なる考え方や価値観に耳を傾け、そのような考え方もあるんだなぁ…とお互いを尊重し合える寛い心を持てるといいのに。。。
あっチェスターの街を思い出し想像していたら、話がどんどん膨らんで来ました。
この写真はチェスターで出逢った犬とのショット。犬は雨に濡れ毛がびしょびしょでしたが、”You are so cute!!!”と話し掛けながら撫でていると、気持ち良さそうにしてくれて。動物は人間と同じ言葉を喋らないのに、ほんの一瞬で通じ合える。動物って本当に凄い!
まさに、言葉の「城壁」を飛び越えて分かり合える。人間にないものを動物は沢山持っていますね。見習わなきゃ!!!